自然派きくち村

自然栽培、農薬・肥料不使用のお米とお野菜。
ストレスをかけない放牧された牛、豚、鶏のお肉。
こだわり抜いた調味料。
それらを使用した惣菜にスイーツ。

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【令和5年度】自然の息吹<あきまさり> 5kg(農薬不使用歴19~49年・自然栽培歴19~49年)

価格
4,100円(内税)
在庫数
54
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熊本県玉名市の柴尾農園・柴尾ご夫妻の写真
玉名の農業用水路写真
きれいな用水写真
柴尾さんのお米の写真

熊本県玉名市で自然栽培される、柴尾農場のお米

 熊本県玉名市に在住で、ご家族で自然栽培での農業を営む柴尾農園の柴尾さん。お米、蕎麦、麦などの穀物やお野菜などを、玉名と阿蘇にある圃場で栽培されております。玉名ではみかんが名産ですが、美味しいお米が採れる水田地帯もあり米所でもあります。
 「自然栽培(無農薬栽培)を始められたきっかけはどのような出来事ですか?」とお尋ねしました所、ご自身とご家族、それぞれの体調不良が大きなきっかけだったであったそうです。柴尾さんは慣行栽培の農業を営むうちに農薬中毒になり農薬に触る事に抵抗を感じるようになりました。また奥様は座骨神経痛で苦しまれていた事から、薬に頼らず根本的に健康を取り戻そうと探してたどり着いたのが「自然栽培」だったそうです。

  • の写真

 1970年代、食品公害などの問題により消費者が食の安全に関心や疑問を持つ事となり、産直や共同販売形態の流通が拡大していきました。合わせて日本での有機認証制度が始まりました。1980年代、柴尾さんが有機JAS認証の検査員の仕事をしていた頃、北九州で生産者と消費者が集う講演会が開催されました。柴尾さんはそこで東海大学農学部教授だった故・片野学教授に出会います。彼こそは稲をメインに無農薬栽培や自然農法を研究し、玄米正食を実践していた唯一無二の教授でした。

 講演の内容は印象深く体調不良に苦しんでいた柴尾さんの心を打ちました。やがて柴尾さんは、一町の田んぼから稲の自然栽培を始められました。※片野学教授は「環境保全型農業技術研究会」の会長でした。

自然力が詰まった健康なお米

 自然栽培は田んぼから何も持ち出さず、余所から何も入れないという基本の考えがありますが、柴尾さんご夫妻は数年間、育てた後の稲わらさえ田んぼに戻さず厳密に土壌の回復を待ちました。土壌の残留農薬の検査をしてみた所、苦労の甲斐あって農薬が検出されることはありませんでした。そして自然栽培の先人達の助言の通り柴尾さんご夫妻は自らが自然栽培したお米を食べ続ける中で健康を取り戻していったのです。

 今では自然栽培を拡大しながら40年以上の月日が経ちました。稲の品種はあきまさり、種取りは年間、玉名市小岱山の山の土を利用して苗床を作っています。現在、ご自身の経験を活かしながら、健康にこだわる多くの消費者に望まれて自然栽培のお米や蕎麦を流通しています。

未検査米
自然の息吹<あきまさり>
生産者 柴尾農園
柴尾善博
品種 自家採種・未検査米
(種子購入時:あきまさり)
生産地 熊本県玉名市岱明町
農法 自然栽培
自然栽培歴
複数の圃場のお米が混ざっています。