自然派きくち村

自然栽培、農薬・肥料不使用のお米とお野菜。
ストレスをかけない放牧された牛、豚、鶏のお肉。
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それらを使用した惣菜にスイーツ。

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上野さんのじゃがいも約1kg(自然栽培)

価格
800円(内税)
在庫数
在庫なし

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ジャガイモを掘り上げる上野さん

じゃがいもの収穫風景に浮かぶ母と子

 梅雨入り前の6月初めの夕刻。熊本県の中部、菊陽町にある上野さんの畑に伺ってみると、ちょうどまさにじゃがいもの収穫をしているところでした。収穫作業をしていたのは、上野さんのお母さんである孝子さん(65歳)。上野さんはというと、隣の畑でトラクターを使い、緑肥の種を撒いている様子。「明日から雨が続くみたいだから、朝からずっとこの作業だよ」畑を見ると、もう三分の二ほどじゃがいもの収穫を終えています。物腰が柔らかでどこかしら人当たりが良く、ふっと湧いたように出る笑顔が何よりチャーミングな女性。
 そういえば、そもそも上野さんのお父さんは慣行農法をしていたらしい。ということは、それを手伝っていた孝子さんは、お父さんの慣行農法と息子である上野さんの自然農法を両方経験していることになる。

 「うーん、そりゃこっち(自然農法)は大変だ。毎日毎日作物の様子を細かく見に来なきゃいけないし、除草剤だって使わないから草取りだってね。もう手間隙が違う。・・・でもさぁ、(トラクターに乗る上野さんを指して)あんなに頑張るんだもん。もう毎日、毎日、毎日、毎日だよ。そりゃあ、こっちだってねぇ・・・」一度言い出したらもう聞かない、まっすぐで一本気な息子を持つ母の苦労と悦びが、同時に垣間見えたのでした。

元気に成長したジャガイモ

掘りたての、はち切れんばかりのじゃがいも

 「今年のじゃがいもはいいですよ。本当に、いい」上野さんは目の前でそう、きっぱり言い切りました。「というか、去年までは収量といい、質といい、納得いくものがなかなか出来なかったんです。でもようやく今年見えた感じですね」ふと、畑に転がっているじゃがいもを見れば、ひとつひとつが大きくて肉付きのいいことに気づきます。
 ・・・いや、それにしても大きい。掘りたてのはち切れんばかりのじゃがいも自ら、己の存在を主張しているかのよう。どうもこちらは自然栽培と聞けば、なんだか小さめの収穫物を想像してしまいがちなのですが・・・。

 「そんなことはないんです。かえって大きくなりすぎるくらい。ほら、これだって見てくださいよ」と上野さんに言われ、隣に青々と繁るグリーンリーフを見れば、たしかにたしかに。もうこれまた土からはち切れんばかりの勢いで見事に開いており、驚くほど大きいのです。「うちで育てている野菜は、基本すべて最初から種取りを続けています。普通は一、二年もすると不作を経験したりして、やっぱり不安になって別の種に替えたりするんです。そりゃもちろん僕だって6年続けて来た間に不作のときだってありましたよ。でもね、そこであきらめちゃダメなんです。もうね、信じるしかないんですよ。ほんと、信じ切ることです」

  • タイトル

    説明文が入ります

自分で何かを産み出す仕事がしたい”

 「ナチュラル・ボーン・オーガニックファーマー」。思わず頭に浮かんでしまったのは、そんな規格外な言葉。でもそんな言葉さえもあながち的外れでは無いだろうと、考えれば考えるほどに思えてしまう生産者、それが上野升久(うえののりひさ)さんそのひとなのです。現在35歳の上野さんは自然栽培6年目。ほとんど農業経験が無く、驚くことにまったくゼロからの自然栽培スタートだったといいます。「建設業、トラックの運転手、旅館の従業員・・・これまでにそれこそいろんなところで働きました。でもいろいろな仕事を経験した後で、最終的には“自分で何かを産み出す仕事がしたい”と強く感じたんです」父親は慣行農業をされていたそうで、上野さんが自然栽培の道を選ぶ際、やはりお互いの強い確執があった様子。でも上野さんは諦めず、父の引退を期に自然農法を始めることになります。

上野さんの圃場周辺
上野さんのじゃがいも 約1kg(自然栽培)
商品名 上野さんのじゃがいも
生産者 上野升久
生産地 熊本市松尾町
農法 自然栽培