自然派きくち村

自然栽培、農薬・肥料不使用のお米とお野菜。
ストレスをかけない放牧された牛、豚、鶏のお肉。
こだわり抜いた調味料。それらを使用した惣菜にスイーツ。

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【予約販売・送料無料】木村さんの紫と緑のぶどう詰め合わせ1.5kg

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6,000円(内税)
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52
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収穫でき次第、送料無料でお送りいたします。天候や気温の変化にて収穫時期が変わってゆきますので、どうかご了承ください。ゆうパックでの発送のみとなりますので、よろしくお願いします。

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広々とした開放感のあるぶどうの圃場

栽培も収穫もあくまで自分のペースで

「割に合わない」。農業の方々に話を伺えば、とにかく必ずといっていいほど、耳に入ってくるキーワードのひとつ。たしかに特にオーガニックの世界であれば、悔しいかなまだまだそれが大前提の話であるかもしれません。その難しいステージに敢えてチャレンジをしているのが、『菊鹿まんてんファーム』の木村博字さん。

ぶどうの木を選定する木村さん

 ここは熊本県山鹿市菊鹿町。まるで時間が止まっているかのようにも思える、のどかで牧歌的な坂道をのぼってゆくと、突然現れるトレーラーハウス。ここが木村さんの農園です。木村さんはブドウを育てていて、品種としてはシャインマスカットとニューピオーネ、そして山葡萄などを栽培しています。そもそも菊鹿町はワイン造りでよく知られた地であって、ここも周囲はワイン用ブドウが主。元々は木村さんもそれを育てるつもりで来たのですが…「なんだかすべてが効率的過ぎて自分のやりたいこととかけ離れていてね。栽培も収穫ももっと自分のペースでやりたいようにやりたかったんだよね」と、当時を振り返った木村さん。
 何より大の凝り性で、周りがなんと言おうと自分で頭をぶつけながら自らの道を切り開くタイプ。コダワリが詰まった“男の秘密基地的”トレーラーハウス、そしてその隣にあるまだまだ建設途中と言うセルフビルドのガレージを見ればそれは一目瞭然なのです。

  • 木村さんがぶどうの木を剪定中
  • 木村さんご夫婦
  • 袋掛けされたぶどうが沢山なっています
美しい自然が残る、木村さんの圃場周辺の風景

憂鬱で仕方ないあの作業から逃れるために

 現在8年目になるブドウ栽培もほぼ独学で、周囲の意見にもあまり耳も傾けず、減農薬栽培(可能な限り無農薬を目指す形)に踏み切りました。皮ごと丸ごと食べるブドウにわざわざ薬は降りたくなかったし、このトシで農薬を浴びるのは真っ平御免だと言い切ります。元々飲食業を営んでいたという経歴もそれを後押ししている様子。  「他の果物の栽培で、しょうがなく農薬を降ったこともあるんです。でもなんだかもう作業の朝から憂鬱で憂鬱で仕方なくって。ブドウではなんとかそれを逃れる方法を模索しました」。現在では害虫防止として薄めの塩水と木酢液を使っています。最初は人伝に聞いて半信半疑試してみたら、効果は上々。

光り輝くシャインマスカット

 「身体に安全なシャワーの作業はそりゃ心地いいよ」とさも嬉しそうに話す姿が微笑ましく。それでも真夏の甘い果実にかぶり付きにやってくるのは黄金虫たち。その対策として、市販のトラップを仕掛けたり、日々苗をそれぞれチェックして見廻ったり・・・。「そりゃもう大変ですよ〜」と苦笑するのは、ともに作業を手伝う奥さん。でもどうやらおふたりでわいわいやり合いながらこのブドウ栽培を愉しんでいるようです。肥料としては年に一回、オルガ菌、有機石灰などをミックスした有機堆肥を使用。

現在のところ、種無しにするためのジベレリン処理だけは行っています。
※ジベレリン処理(植物性成長ホルモンを使用するもので、種を抜き、実を大きくし、つぶの揃いをよくする)を花期に行います。この処理が使用され始めてから半世紀以上が経ちますがその安全性に問題は報告されていません。

この品種独特の蒼い甘さを感じてもらいたい

 1.5反からなる、ほどよい広さのハウスを見せてもらうと、そのなかにはシャインマスカットとニューピオーネの苗がぎっしり植えられており、順調に実を付けているところでした。  綺麗な曲線もったシャインマスカットの艶やかな美しさ。「ただただ甘いというのではなく、この品種独特のフレッシュな蒼い甘さを感じてもらいたいんですよ」と、木村さんは一房一房見て廻っては収穫のタイミングに全神経を集中させます。もちろんディープな味わいを持つニューピレーネだって、それに引けを取らない味わい。

ぶどうの種類:シャインマスカット ぶどうの種類:ニューピオーネ

 自分たち独自のセカンドライフを送るふたりだからこそ産み出せる、この“媚びない甘さ”を、ぜひ皮ごとお試しいただきたいと思います。「正直に言えば、来年どうなるかは分かりません。まだまだ手探りでやっていますし、一気に病気にやられちゃうかもしれないですし。減農薬栽培(可能な限り無農薬を目指す形)で育てると、実にシミが付いたりして、売り物にならないものもたくさんできたりするしね。だからみなさん“割に合わない”この道を選ばないんでしょうね」と語る木村さん。もちろん『きくち村』では今後そんなワケありブドウも引き取って加工品を作っては、木村さんご夫婦のブドウ作りをバックアップしたいと思っています。その後に続く物語も楽しみにしていてください。

発送時は、箱に入れて発送します