自然派ワイン【赤】カンリーべロ_トッルンピーゾ_2018
アリアニコの純粋なエキスが楽しめる
Aglianico Beneventano Turrumpiso
トッルンピーゾ 2018
- 赤 / 750ml / 13.5%
ワイン名は畑の名前から。10月下旬に手 摘 みした樹齢 50 年のアリアニコを使用。開放式円錐型の樽で、温度管理をせずに野生酵母 15 日間マセラシオン。ステンレスタンクで 12 ヶ月熟成後にノンフィルター、無清澄で瓶詰め。 So2 無添加 。
- アリアニコ 100%
- 香り:
- フレッシュでトーンが高く酸味を感じる赤い果実、甘いスパイス、ローズマリーやバジル等のハーブ感。土のような印象も有りますが、時間の経過と共にビターチョコを連想させる変化をしていきます。
- 味わい:
- はっきりとした伸びのある上質な酸味があり、しなやかながら旨味エキスがじゅわっと広がる芳醇な果実感。どんどんとまろやかに穏やかで引っ掛かりの無い味わいになります。
Canlibero カンリーベロ
鮮烈な個性を放つインパクト抜群な無添加ワイン

カンパーニャ州べネヴェント県のブドウ農家出身のエンニオ・ロマーノは、グラフィックデザインを仕事としていました。ワインとは違うビジネスをしていましたが、ナチュラルなワインに出会い、そのおいしさに引き込まれていき、2011年に奥さんのメナと共に自身の故郷の畑でワイン造りを行う事になります。べネヴェント県のトッレクーゾという標高430mにある小さな村に僅か2ヘクタールのブドウ畑とセラーを所有しています。
村の中のトッルンピーゾと呼ばれる場所に樹齢50年の樹が植えられた畑があり、石灰質を多く含む粘土質土壌で構成されています。栽培品種はアリアニコ、ファランギーナ、フィアーノ、トレッビアーノがあり、それぞれ違った個性を持つワインを醸造しています。彼らのワイン造りの考えは、地域とそのブドウ畑の特性を発見し、その特性をワインに最も反映させる方法を第一に優先させる事です。
畑での仕事は無農薬栽培で行われ、緑肥等を使用し、徐々にビオディナミに変換しています。醸造工程では野生酵母による自然な発酵を行い、その年の恵みとブドウ自身のポテンシャルにのみ頼ると言います。醸造中に一切のSo2の添加、フィルタリング、清澄作業、温度管理も行わずにまさにブドウのみでワインを造り上げています。最初にボトル詰めされたヴィンテージは2012。しかしながら彼の現在のワインからはすでに「自然にやりきった」ワイン特有の推進力と清々しい雰囲気をはっきりと感じます。カンリーべロのすごいところは、まだワイナリーができて間もなく、エノロゴの介入もない中で一切の迷いもなくこのようなワイン造りをしている事です。毎年収穫や醸造中などに変化を感じており、これから年を追うごとにまだまだ良いワインが生まれるとエンニオは確信しているようです。
ふたりのイタリアンシェフからのコメント。
- コントルノ食堂シェフ「菊池さん」
- 「梅!さくらんぼやお花のような感じもして、昔、家で漬けていた果実酒を思い出しました。アリアニコ特有のアーモンドの皮のようなスモーキーさもある。熟成感は若い感じなのでトマトを使ったシンプルな料理や鰻にも合いそう。」
- Ristrante Due Mammeシェフ「高武さん」
- 「軽やかな味わいと飲んだ後の渋味。梅っぽいインパクトがあるので、素麺なんかの冷たい料理に合いそう。ご家庭で飲むには冷蔵庫から出して30分程室温に馴染ませてから飲まれるのが良いと思います。」
・ワイン試飲会の様子はこちら→「2020.07.21_ワインの試飲会 in 渡辺商店」
・ナチュラルワインの豆知識はこちら→「ナチュラルワインについて」
ライター根本からのおすすめ!このワインには、こんな商品との組み合わせもありかも!?
販売場の名称及び所在地 | 有限会社渡辺商店 菊池市隈府58-3 |
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酒類販売管理者の氏名 | 渡辺義文 |
酒類販売管理研修 受講年月日 |
平成30年10月18日 2018年10月18日 |
次回研修の 受講期限 |
2021年10月17日 |
研修実施団体名 | 菊池市小売酒販組合 |