自然派きくち村

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自然派ワイン【白】シルヴァ・プランタリウム_カマラトン_2018

価格
4,950円(内税)
在庫数
在庫なし

女神の名を持つサンタソフィアの完全無添加ワイン

kamaratòn
カマラトン 2018

  • Paestum I.G.P / 白 / 750ml / 12%vol

"カルメンタ"が語源。ローマ神話上ではラテン文字の発明者とされる、出産と予言の女神。9月中旬に選果・収穫。除梗・破砕後、ステンレスタンク内で自然酵母による発酵を行います。マセラシオンは発酵の間残糖が無くなるまで行います。その後50%をトノー、50%をアンフォラに移し替えし、澱と共に12ヶ月間熟成。ノンフィルターで瓶詰め、So2無添加。
サンタソフィアはアロマティックさ、フィアーノは骨格をワインに与えています。2017年からはアンフォラによる熟成を行っています。今後の熟成と共にどう変化していくか、先を見たくなるポテンシャルを秘めたワイン

  • サンタ・ソフィア50%、フィアーノ50%
香り:
サンタソフィア由来のカモミール、蜂蜜の香りにパイナップルなどの南国のフルーツ感がトノーの雰囲気と合わさっています。セミアロマ付き葡萄ならではの個性が強く表現されています。皮が主張しすぎず、果実感とのバランスが良く華やかです。
味わい:
約10日間のマセラシオンにより鋭いタンニンを持っています。豊富な酸味でタイトな質感ながら、充実した味わい。生産者曰く、フィアーノが骨格として存在感と味わい深さを担っています。
酸化防止剤:
不使用

Silva Plantarium シルヴァ・プランタリウム

自然の楽園の守護神が生み出す古来品種の鮮烈な個性

カンパーニア州サレルノ県の最南部、バジリカータ州にほど近いトッレ・オルサイアに農園を構える新しい生産者。当主マリオ ・ドンナベッラは70歳を超えていますが、現在も畑での仕事、醸造を先頭に立って行っています。元々は付近の苗木などを育て、 販売する家業を行い、家族の生活を支えていました。ある時、苗木の農園の中に先祖から残された手つかずの葡萄があったこと に気が付き、60歳を超えてから新たなチャレンジに踏み出したのです。2008年に自家消費のワインを醸造、ワイナリーとして 本格的な活動をしようとするマリオに家族達は賛同し、特に娘のルアーナとその夫アレッシオはワインテイスティングのコース に通い、彼の仕事を精力的にサポート。2014年にシルヴァプランタリウムの初VTがボトリングされました。

​周辺は山に囲まれ、"チェントリーノ"という山やカンパーニアで一番高い山"モンテチェルヴァーティ"も見えます。山と海の風に 恵まれ、溜め池がもたらす自然な湿度がある好条件のミクロクリマ。土壌は砂質に粘土、石灰を多量に含んだ構成をしています。 しかし、マリオは土質に対してはその成分よりも"土の上にあるモノ"が重要だといいます。どういった植物や微生物が存在するの か、それらの状態はどうなのか、元気に生命が育まれているのか。そこまで考えなくては、土壌の特性は理解できないと考えてい ます。一緒に農園を歩いている時も彼は葡萄だけではなく、草、花、木、池の水など様々な物の現在の状態を気にかけ、向き合っ ていました。ワイン造りや葡萄栽培は最近始めたマリオですが、農園と長年生きてきた経験と知識が随所に感じられ、落ち着いた 話方、説得力など今までの若手生産者とは一線を画していました。そして自然への愛情の深さと尊敬が非常に強く感じられます。 自然な農業の考えはルドルフ・シュタイナーや日本の福岡正信氏の影響を受けたそうです。

アヴェッリーノやイルピニアなどの有名な産地と違い、ワインの生産者は数えるほどしか存在しません。ワインを打ち出していくの は非常に困難なエリアと言えるでしょう。初訪問の際もこんな奥地でワインを造っているとは…と驚きました。ですが、このエリア ではカンパーニア州の中でも非常に希少な品種を栽培しているのです。黒葡萄は"アリアニコーネ"、"マンジャグエッラ"、白葡萄は "サンタソフィア"という固有品種を栽培されています。アリアニコーネはアリアニコの原種にあたるとされており、数年前に大学の 研究機関により特定された品種です。アリアニコと比べて房が大きく広がり、粒が大きく、種のタンニンが少なくスパイシーです。 現在でも5〜6生産者しか栽培していない希少品種です。サンタソフィアはチレントで昔から栽培されている古い品種です。セミアロ マティコに指定されている特徴的な香りを放つ品種で、カモミールや蜂蜜のようなアロマがあります。

醸造に関しては、トスカーナでフランスの醸造家が開くコースに通い、一般的な醸造学を勉強しましたが、ほぼ独自の考えで自然な アプローチを行っています。自然酵母発酵、亜硫酸も加えずノンフィルター。出来る限り自然のままでのワイン造りを行いたいとい う強い考えを持っています。発酵に関してはステンレスタンクを使用していますが、熟成は2015年の赤ワインから一部アンフォラを 使用。白ワインも2017年からアンフォラに切り替えていくようです。理由としては、土から生まれたワインを土に近い熟成容器で熟 成させたいとうい考えだそうです。アンフォラは中立的な存在であり、 ワインへの介入が少ないことも良く、空気との僅かな接触も好ましい から。今後そのアプローチがどうワインに反映するかも楽しみです。

マリオはとにかく自然への思いが半端じゃなく強い男。私たちが訪問 してみた美しい農園も、細部に気を配る彼から見た景色はまた違った 物なのかもしれません。そんな彼を妻マリアとルアーナとアレッシオ の若き夫婦達が、南イタリアの家族らしい固い絆で支えています。 愛に溢れた家族と自然の楽園はこれからこの地でカンパーニアのワイ ンの中で新しい歴史を積み上げていくのでしょう。



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