小川さんの栗(自然栽培) 1kg【冷蔵】
こちらの商品は、チルド(冷蔵)便にてお送りします。
常温便との同梱は可能です。まとめて冷蔵便にて送らせていただきます。冷凍便の商品との同梱はできません。冷凍便商品を一緒にご注文の場合、2個口発送となります。

菊池の山奥で育った栗
菊池市の中でも特に緑多き地、稗方(ひえがた)で育った自然栽培の栗です。生産者の小川さんの先代から受け継いだ栗園は、軽トラがギリギリ入れるような道の先にひっそりとあります。周囲が山しかないため、飛散農薬の心配もありません。美味しい栗を求めて、山からはイノシシやアナグマも来園するそうです。そんな害獣に対しても小川さんは「少しくらいならお裾分け」とすごく大らか。
栗も、この場所も動物も人間も、大きな1つの自然、地球というコロニーの一部なのだと改めて気付かされました。
品種は丹沢や杉光などのミックスでお届けします。届きましたら、すぐに食べない場合は冷蔵庫での保管をおすすめします。


「食」の大切さを知り自然栽培へ。小川加代子さん
自然派きくち村のある菊池市は、全国的にも緑が多いところです。そんな菊池でも「稗方」(ひえがた)という地区は特に山林が多く、というか9割ほどが緑で、ほとんどが山か畑で覆われています。
ここで農業を営むのは菊池生まれ、菊池育ちの生産者小川加代子さん。主に栗を中心に小松菜や瓜などを自然栽培で育てていらっしゃいます。
就農して間もない小川さんですが、そのキッカケは自身や周りの人が病になった事でした。病気になった事で「食」の大切さを実感。人の体は食べ物から作られる事を改めて痛感し、体が喜ぶ食べ物を求めるようになりました。そんな流れで自然栽培と出会い、自身も実践したいと思うようになったそうです。


小川さんの栗園に続く道(左 山中にひっそりとある栗園(右
幸いにも小川さんの実家は兼業農家。造園業の傍ら、お米や栗などを栽培していました。しかし、小川さんが農業を志した時期にはほとんどの圃場は耕作放棄地となっていたのです。
そこで小川さんは奮起。耕作放棄地を引き継ぎ、かつての田んぼや畑を復活させようと只今活動中です。ただ、完全復活には圃場整備など相当な資金が必要らしく、今は少しずつ進めている状況です。
荒地を引き継いだ際、しばらく放置していた栗園も引き継ぎました。復活、復旧は言葉では簡単ですが、やるとなるとそれは大変な作業。荒れた茂みを切り開き、数十本もある栗の木には剪定も必要。荒れた栗園も小川さんの頑張りで綺麗になり、今では収穫できるほどになりました。
小川さんには農業をやる上での1つの指標のようなものがあります。それは「自分が食べたいと思うものを作る」事。そして最大限に愉しむ事です。パン作りも趣味の小川さんは、いつかは自分が作った小麦でパンを焼くのが1つの夢。この先、その小麦をはじめ、クルミや山栗も作ってみたいのだとおっしゃっていました。

名称 | 栗 |
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生産者 | 小川加代子 |
生産地 | 熊本県菊池市 |
農法 | 自然栽培 |