自然派きくち村

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伝えたいストーリーがある

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明石農園の天然酵母のパン3種セット【12月21日(金)発送分】

価格
1,150円(内税)
在庫数
8セット
購入個数をお選びください

このパンは真空パックで発送致します

【最近の酵母】
かぼちゃ・さつまいも
【塩味パン】
タカキビ・黒大豆・長パン
【甘味パン】
ココアレーズン・よもぎ・くるみ・ピール
ブルーベリー・シナモンロール・かぼちゃシナモン
※賞味期限:製造より6日

明石農園のパンは季節のパンをアソート(各種組み合わせ)3種でお届けします。隔週の金曜日、予約販売となります。
霧吹きなどで水分を与えトーストするとより美味しく召しあがれます。保存料など、添加物を使用しておりませんので開封後はお早めにお召し上がりください。

あそ産山 明石農園
  • パンの小屋
  • 天然酵母パン生地

阿蘇の産山にある山の中の『明石農園』

 広大な高原と、広がる空。阿蘇郡産山村は、九州のほぼ中央部に位置し、世界一の複式火山(カルデラ)である阿蘇山や、九州の屋根といわれる九重火山群及び祖母山に囲まれた高原型純農山村です。明石さんご夫妻は12年前この地を選び移り住んでこられました。山の中の檜林を土を傷めないように重機を使わず、広葉樹を残すように切り開き、お家を立て、その周りに耕さないままの畑を作りました。
 穏やかな笑顔で髭もじゃの風貌をした明石さんの前職はエンジニアだったそうです。もともと自分の手で全部作り上げる事が好きだった明石さん夫妻は、企業での仕事に分業に飽きてきた頃、海外勤務で知った、仕事の後の自由な生活の時間を望んで自給自足の生活を始めたそうです。

外から見たパンの小屋

「明石農園」の名前はご自分達で付けたのではなく、自分たちの食べる分の作物を山の畑で作るところから始まり、徐々に山の手入れを兼ねた不耕起の畑が増え、パンや豆腐、こんにゃくの加工や加工の為の道具までも自分の手で作り、何時からか「明石農園」と呼ばれるようになったという訳でした。機械や化学肥料などの有限の資源に頼らず持続可能な農を模索してきた明石さんの畑は山の植物と作物が同居して生えています。木々の間のほどよい木漏れ日のあたる場所に三つ葉が自生していたり、草の間にニラが生えていたり。蒟蒻の花が目印のように立っていたり。蒟蒻は植えられて4年以上育たないと花が咲かないそうです。毎年のように育てる菜種からは種がこぼれ、また菜種が生えてきます。

明石美恵子さんのパン作り

杉林の中の小さなパンの小屋

 山の斜面にある広い敷地内に、どこからか旋律が風に乗って流れてきます。保さんに誘われて歩いていくと火の入った石釜を挟んでパンの小屋、豆腐の小屋が建てられています。 一坪ちょっとくらいの小さなパンの小屋が音楽の源泉でした。紗の張られた窓越しに中を覗くと、明石さんの奥さん美恵子さんがパンの生地を捏ねていました。 パンを捏ねるしなやかな手が踊ってているようで、その様子に見とれていると、目が合った美恵子さんがはにかむように笑いました。ここでは大量生産で人の手から離れてしまった、手作りの豊かな時間が満ちていました。作物が芽吹いて育ち実り、材料となるまでの時間、素材と向き合い対話をする時間です。人の喜びがそこに共にありました。

型に収まったパン生地
手作りの石釜

美恵子さんはパンを焼くために季節の花や果物や野菜から天然酵母をおこしています。5月は摘み取ったヨモギの葉、アザミの花、タンポポの花などを瓶の中でプクプク発酵していました。季節の天然酵母、きくち村の自然栽培の小麦粉(ミナミノカオリ)、粗製糖、海の塩、菜種油、と合わさりパン生地が生まれます。そして雑穀や豆、自家製みかんピール、ココアレーズンなどが彩りを添えます。天然酵母のパン生地には少し酸味のある自然の風味が移ります。石釜は電気やガスオーブンの様に温度を思いのままに上下させることができません。2時間から2時間半くらい薪を焚き続けた後、灰を出し、釜の床をぬれ雑巾でふき取ったり、時間を置いたりして温度を調節します。天然酵母もその時々によって発酵の状態が変わります。
「パンの小屋」のパンにはいくつもの物語が詰まっています。「いつも同じではない」手作りパン達との出会いをお楽しみください。

明石さんの畑山