自然派きくち村

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明石農園の生芋・木灰こんにゃく(さしみこんにゃく) 400g【11/23(金)発送分】

価格
310円(内税)
在庫数
在庫なし

お客様へご案内
阿蘇産山の無施肥・無農薬・自然栽培のコンニャク芋に、化学薬品を使わず 昔ながらの木灰を使った伝統製法の手作りコンニャク(さしみコンニャク)です。<> 賞味期限は製造日から約2週間(14日間)です。 無添加ですので開封後はお早めにお召し上がりください。
あそ産山 明石農園 木灰こんにゃく

阿蘇の産山にある山の中の『明石農園』

 広大な高原と、広がる空。阿蘇郡産山村は、九州のほぼ中央部に位置し、世界一の複式火山(カルデラ)である阿蘇山や、九州の屋根といわれる九重火山群及び祖母山に囲まれた高原型純農山村です。明石さんご夫妻は12年前この地を選び移り住んでこられました。山の中の檜林を土を傷めないように重機を使わず、広葉樹を残すように切り開き、お家を立て、その周りに耕さないままの畑を作りました。
 穏やかな笑顔で髭もじゃの風貌をした明石さんの前職はエンジニアだったそうです。もともと自分の手で全部作り上げる事が好きだった明石さん夫妻は海外勤務で知った、仕事の後の自由な生活の時間を望んで自給自足の生活を始めたそうです。

 「明石農園」の名前はご自分達で付けたのではなく、自分たちの食べる分の作物を山の畑で作るところから始まり、徐々に山の手入れを兼ねた不耕起の畑が増え、パンや豆腐、こんにゃくの加工や加工の為の道具までも自分達の手で作り、何時からか「明石農園」と呼ばれるようになったという訳でした。
 機械や化学肥料などの有限の資源に頼らず持続可能な農を模索してきた明石さんの畑は山の植物と作物が同居して生えています。木々の間のほどよい木漏れ日のあたる場所に三つ葉が自生していたり、草の間にニラが生えていたり。蒟蒻の花が目印のように立っていたり。毎年のように育てる菜種からは種がこぼれ、また菜種が生えてきます。

木綿の絞り袋
湯沸し用の薪
クヌギ畑の中のコンニャク畑

こんにゃくについて

 敷地のあちこちに生えているコンニャク。里芋科の植物です。コンニャクの一生は4〜5年と言われています。生の状態の芋にはシュウ酸カルシウムという、えぐ味の強い成分が含まれています。生で食べてしまうと大変な事になります。それゆえか野生動物に食べられることもなく堂々と生えています。細長い灰色に斑点のあるのは咲いてからかなり時間の経った花で、咲いたばかりの花は赤紫色で形状はカラーに似た構造です。
 5月、保さんは、敷地内の木々の間にある畑にみかん位の大きさの芋を山の畑に植え付け周りの草木・落ち葉堆肥のみで育てます。大きくなったコンニャク芋を掘り出して蒟蒻作りに利用します。里芋科の植物らしく、親芋から子芋が地下茎でつながって生えます。

 産山の里には灰汁(あく)を使って作る伝統的なこんにゃく作りの技が残っており、保さんは近所のおばあさんにお願いしてその作り方を教わります。その時のこんにゃくの味は今まで味わったことない風味と、歯ごたえのあるおいしいものだったと言います。作り方はわかったものの、肝心の灰汁の取り方や、こんにゃく芋の量に対する灰汁の割合、また、固さを調節する水の量についてはおばあさんの感覚的なのもので、正確なレシピが存在していませんでした。保さんは灰汁の作り方から、木の種類、配合までを試作しこんにゃくを作りました。コンニャク芋を育て、くぬぎを燃やして灰汁を取り、薪で釜を炊き7時間掛けてやっと20数個。保さんのこんにゃくが出来上がります。