自然派きくち村

自然栽培、農薬・肥料不使用のお米とお野菜。
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みすみサンフェルメのみかん 1kg(農薬不使用・無肥料栽培)

価格
680円(内税)
在庫数
在庫なし

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加藤さんのみかん
みかんの皮、活用法

海と山と太陽の恵み、三角町の無農薬栽培のみかん

 熊本県宇城市三角(みすみ)町。九州のへそと言われる熊本から天草諸島に向かって長く突き出た半島の先端部に三角町はあります。今回ご紹介する無農薬栽培みかんの果樹園「みすみサンフェルメ」はその半島の山々を繋ぐ稜線に位置しています。ここ三角は海から吹く温かい風と太陽降り注ぐ斜面、裏の山が大風を防ぐために柑橘類の栽培に適しています。
 加藤さんご夫妻がこの果樹園を譲り受けたのは平成元年。以来、農薬や化学肥料を一切使用しないでみかんなどの柑橘類を栽培して20年以上になります。自然の生態系を尊重し、木々自体の生命力を元にした栽培を心がけて美味しいみかんを育てています。
 加藤さんは【ずぼら農法】と、できるだけ手を掛けないことを笑って言いますが、実践されているのは生命環境を尊重する環境保全型農業です。加藤さんが実践する草生栽培では、果樹園の下草を生やしておくため草刈りでの調整が欠かせません。薮を払い下草を刈り、果樹の様子を見て回ります。また、日陰を調節するため常緑樹の防風林に陽の穴を開けたり、楓の木やねむの木などの広葉樹を植え、歩き回って果実を手摘みしてまわります。肥料分となるのは刈った下草や広葉樹の落ち葉や枯れ枝のみです。柑橘は寒さや過度の日照りでも枯れてしまう上、挿し木による繁殖が難しいので台木(十分育った別の樹木)を利用した接ぎ木をして樹の数を保っています。
 みすみサンフェルメの生産者、加藤さんは一つ一つのみかんの熟れ具合を確認して収穫しています。果実に対し農薬を使っていないと、虫による傷や病気による黒点や汚れが果皮についてしまいますので、皮はザラザラしています。収穫して出荷する時も果実の鮮度を保つ為、過度に皮をこすって汚れを落としたりもしませんから、慣行栽培のように見た目はすべすべではありません。
 しかし、皮をむいてふくよかな実を口にしてみると、ジューシーな果汁と、爽やかな香りが広がります。農薬を一切掛けていないので、皮でジャムやピールを作ったり、乾燥してお風呂に浮かべたり、お掃除に使用したり…、安心して利用して頂けると思います。

  • 海を見下ろす柑橘畑の写真
  • 三角の風景
  • きずみかんの写真

山と海の保全を考える、みかん山の研究者

 加藤さんは、9年間有機農業研究会の理事を務められ、現在は柑橘類を中心に栽培を行い、地元の漁協へも参加されています。それは「森は海の恋人」と言われるように森と海、それぞれの状態に相互関係があるからです。
 森の落ち葉や枯れ木が、微生物などによって腐葉土となるときにフミン酸やフルボ酸を生成。そのフミン酸が土中の鉄粒子を溶かして二価鉄(鉄イオン)になり、フルボ酸と結合することでフルボ酸鉄という養分となる物質ができるそうです。その養分の多い山水が田畑に流れて作物を養い、海に流れ込んでプランクトンを養い、海や漁場を豊かにするメカニズムがあります。つまり山を保全することは、海を保全する事なのです。
 加藤さんは炭素の粉と鉄を交互に挟んだものを海へ流れ込む排水溝を設置し、二価鉄を人為的に作り海岸を活性する実験を数年前から行い、ご自宅前の海岸のわかめの収穫量が増えるという結果を得ています。本来相性の良かった漁業と柑橘栽培が、お互いに支え合う未来を心に描きながら、少しずつ歩みを進めています。
 そんな加藤さんは、顔を看板にして作物を販売するつもりは無いという考えから、顔写真は掲載されません。自分の考え、また作物作りにも「もっこす(頑固者)」な加藤さんのこだわり自然栽培みかん、ぜひご賞味下さい。

みすみサンフェルメのみかん 1kg(農薬不使用・無肥料栽培)
商品名 「みすみサンフェルメのみかん」
生産者 加藤誠・典子夫妻
生産地 熊本県宇城市三角町
農法 農薬不使用・無肥料栽培
無農薬歴 20年以上