むらかみくだもの 不知火(しらぬい)(自然栽培) 1kg
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「むらかみくだもの」の自然栽培不知火(しらぬい)
自然栽培にて主に柑橘類を栽培する「むらかみくだもの」さんの不知火(しらぬい)をお届けします。産地は熊本のみかんの一大生産地「河内」及びその周辺。
農薬・肥料を使わない自然栽培で育てられ、収穫後しばらく貯蔵し酸を抜いてからの出荷です。
自然栽培ゆえに傷とかシワとか皮の黒い部分もあり、特徴的な凸の形でないものもありますが、中身はとってもジューシーで程よい甘酸っぱさのおいしい不知火です。
大きさにより、1kgで4〜5個程度となります。

ところで「不知火」とは品種名なのですが、同じ柑橘が「デコポン」の名前で出回っています。むしろこの名前の方がメジャーかもしれません。
どういうことかというと「デコポン」はJAの登録商標で、不知火の中でも糖度や酸度などの一定の基準を満たし、JAから出荷されるものだけが名乗れる名前。なのでほかのものは熊本県内でも品種名の「不知火」で出回ります。
皮は厚めですが柔らかく、手で簡単に剥けます。画像では薄皮を剥いていますが、薄くて柔らかいので、薄皮ごとお召し上がりになることをおすすめします。

江戸時代より続く畑で自然栽培「むらかみくだもの」
「むらかみくだもの」の屋号で自然栽培の柑橘類を主に作る村上和喜さん。熊本のみかんの有名産地・河内を擁する「金峰山」の周辺に数箇所のみかん畑を持つ農家さんです。
村上家のみかん農家としての歴史は古く、玉名市天水町の畑は江戸時代からのもの。熊本市内のみかん畑からは、熊本市中心部から遠くは阿蘇の山々まで見渡すことができます。
畑に訪れた日はみかんの時期には遅かったものの、金柑やグレープフルーツなどの実がたわわに実った様子を見ることができました。村上さんは柑橘類を中心に、60種類ほどの多品目栽培をされています。


高校生の頃から農業高校にて環境を学んでいた村上さんは、代々続いたみかん園に就農し、昭和の時代に園の一部を農薬不使用にしましたが、就職をしたためいったん中止したとのこと。完全に農薬不使用とするのはとても難しく、いくども挑戦を繰り返してきました。


そして平成27年に農薬と肥料の使用をやめ、自然栽培となります。村上さん自身は令和になってから専業農家となったそうです。
その年の気候の影響を受ける自然栽培では、毎年柑橘の味も変わり、安定はしませんが、収穫された柑橘は「昔のくだものの味がする」と好評です。


「みかんを一列だけ残しておいたんだけど」と言って向かった畑では、そのみかんが全てカラスに食べられてしまっていました。消費者としては残念な限りですが、そんなことも自然の一部なのかもしれません。
歴史のある生産地で、お客様の笑顔と安心・安全のためにくだものを作り続ける村上さん。金峰山からの絶景を見渡すその穏やかな笑顔も、食べるお客様にきっと伝わるでしょう。

名称 | 不知火 |
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生産者 | むらかみくだもの 村上和喜 |
生産地 | 熊本県玉名市天水町小天 |
農法 | 自然栽培 |