新米【令和5年度】南実〜なみ〜(ササニシキ)5kg(農薬不使用歴13年・自然栽培歴10年)
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こんな時だからこそ美味しい米を作りたい…南阿蘇の極上ササニシキ
南阿蘇に通じる道路や大橋が崩れるなど、2016年4月の大地震で大きな被害を受けてしまった阿蘇地区。大森さんの圃場の近辺も被害が多く、地震の後の大雨で川が氾濫し大木や大岩がゴロゴロと流れ入って、米を作付けする事ができなかったところも多いそうです。 幸いなことに大森さんの田んぼは無事で、今年はササニシキを作付けし例年以上に美味しいお米を収穫出来た、と大森さん。しかし近隣を見渡すと、いつもの稲刈りシーズンとは違う風景に心苦しくなると言われます。本当に恐ろしい大自然の脅威を目の当たりにしながらも、これからもこの地で大自然に感謝しながら、手間暇かけて、愛情込めてお米作りを続けてゆきたい…、いつも笑顔の大森さんの顔が、強い決意の表れで凛々しく引き締まりました。


大森さんが、農薬も肥料も使わない農業を始めるキッカケとなったのは、サーフィンの存在でした。自然に寄り添い、自然と共に生きてゆく精神をサーフィンで学んだことで、農家という職業の大切さを知ったと大森さんは言います。また、時はさかのぼること20年ほど前。東京で働いていた際、友人が家業を継いで米農家になるからと帰省する事になり、「俺も将来、米を作るよ」なんて冗談半分で話したものの、本当に農家になった今、なるべくしてこの道を選んだのかなと当時を振り返ります。それから30歳で大森さんも熊本に帰省し、ライフワークとしてサーフィンを楽しみながら、輸入雑貨店を経営。しかし「人が作ったものを仕入れて売るより、自分で胸を張れるものを作りたい」という思いが強くなり、一念発起して有機農業の研修生となることを決意されました。
自然栽培のパイオニア、高島和子さんとの出会い
有機農法の確立と「いのちを守る 」食生活の見直しを目的とするNPO法人「熊本県有機農業研究会」にて、1年間研修を受けたのち、同県内にて新規就農。3年目より母親の実家があり、豊かな自然が残る南阿蘇村に拠点を移されました。 そこで出会ったのが、同村にて自然栽培のパイオニアとして活躍されている高島和子さん。有機農業の研修を受けたため、有機堆肥を必ず使うやり方しか知らなかった大森さんは、「肥料を入れずにうまい米ができる」自然栽培に驚かれたそうです。以来、高島さんから農業の「やり方」だけではなく、農業に対する姿勢や考え方を教えて頂き「自然栽培の師匠」と大森さんが仰ぐ存在です。

自信を持ってオススメしたい!大森さんの自然栽培ササニシキ
大森さんの自然に寄り添う優しい農業の始まりは2013年。「MADE IN 自分」と胸を張って世に出せる作物を作りたい、と熱く語る大森さんのお米は、食べる人をきっと元気にしてくれますよ。ぜひ一度、「熱い男の優しいお米」ご賞味ください。
「東の横綱ササニシキ、西の横綱コシヒカリ」と言われるほど人気だったブランド品種「ササニシキ」。しかし、農業の近代効率化に伴う機械化や化学肥料との相性が合わず、生産量が大幅に減少してゆき、今では幻の米とまでささやかれる様になってしまいました。ササニシキの食味は、さっぱりしていて和食に向くと言われています。寿司酢をいれてもべたべたしないため寿司職人が好み、寿司店によってはササニシキ使用をセールスポイントにしている所もあるほどです。
生産者 | 大森 博さん |
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生産地 | 熊本県阿蘇郡南阿蘇村 |
品種 | 未検査米・自家採取 (種子購入:ササニシキ) |
農法 | 自然栽培 |
農薬不使用歴 | 年 |
自然栽培歴 | 年 |
