美味しい明太子とは何か

　きくち村の厳選された素材とこだわりの明太子づくりの技術が出会って完成した究極とも言える自然派明太子です。薬品処理していない鱈子をはじめ、日本酒やみりん、ハチミツまでも全ての原材料が自然派食材のきくち村クオリティー。何一つの妥協なく出来上がった明太子です。
　明太子を作るのは福岡の明太子屋「福ふく」。数ある明太子屋さんの中でも独自のこだわりと技術を持ったちょっと珍しい明太子屋さんです。もともと無添加と厳選素材が売りの明太子屋さんですが、今回はできうる限りきくち村の調味料と材料で拵えてもらいました。

全ての原材料に妥協なし

　明太子づくりにおいて、まず、最も大事な鱈子は薬品処理をしていない塩漬けの鱈子のみを使用。鱈子は通常だと変色防止や保存のため、亜鉛酸ナトリウムなどの薬品が使われますが、この明太子の鱈子は塩のみ。獲れたてを船上ですぐさま塩漬けにします。ですので、しっかりと鱈子本来の風味を残しています。
　味付けは醤油、酒、味醂、だし、塩、昆布、蜂蜜、鮎魚醤、唐辛子。これ全て抜け目なしの自然派素材です。
醤油＝きくち村オリジナル商品 天然醸造醤油なま
酒＝きくち村オリジナル商品 春夏秋冬・料理酒
味醂＝きくち村オリジナル商品 春夏秋冬・本みりん
だし＝きくち村オリジナル商品 和風だし
塩＝天日塩
昆布＝島原産昆布
蜂蜜＝日本蜜蜂の蜂蜜
鮎魚醤＝鮎と塩だけで作った大分の鮎魚醤

明太子の究極へ「福ふく」のこだわり

　原材料にしっかりこだわった明太子ですが、同じくらい製造の過程にもこだわりがあります。
　まず、塩漬けされた冷凍の鱈子は、その鮮度を保ったまま、低温でじっくり解凍し、選別。味の浸透と塩抜きのため、竹串で表面に小さな穴を開け、昆布だしの中でじっくりと塩を抜きます。ザルにあげて1日かけて水分を切ったら、いよいよ漬け込みです。
　小石原焼の壺に塩たらこ、唐辛子、特製たれ、水、刻み昆布、だしを入れ熟成させます。たらこの一粒一粒にたっぷりのだしがじっくり浸透しておいしくなっていきます。熟成期間は職人たちが1日1回丁寧に手でたらこの上下を返すこと3日間。味をまんべんなくなじませます。
　漬け込みが完了したらザルにあげ、1日かけてたれを切ります。たらこは一腹ずつ漬かり具合を見極め、多少水っぽいようなものはたれを切る日数を増やして、いちばんおいしい状態に仕上げます。

　こうしてできた唯一無二、究極ともいえる明太子。見た目は鮮やかではないけれどその中身は色々なこだわりと情熱がぎっしりと詰まっています。味付けは少し薄めで、鱈子本来の味をより感じる味わいです。ちょっと辛めでご飯との相性は抜群！パスタや焼き鱈子もいいですが、まずは解凍してそのまま味わっていただきたい自然派明太子です。

※解凍は冷蔵庫などでの低温(熱くなりすぎない場所)での解凍がおすすめです。

壺漬け明太子

名称	辛子明太子
原材料名	すけとうだらの卵巣(アメリカ産)、料理酒(熊本県製造)、本みりん(愛知県製造)、醤油(一部に小麦・大豆を含む)(香川県製造)、天日塩(韓国製造)、純粋蜂蜜(熊本県産)、唐辛子(熊本県産)、鮎魚醤(大分県製造)、和風だし(熊本県製造)、根昆布(長崎県産)
内容量	150g
保存方法	-18℃以下で保存してください ※解凍、開封後はお早めにお召し上がりください
賞味期限	2026.04.03
販売者	(有)渡辺商店 熊本県菊池市隈府58-3
製造者	株式会社福ふく 井相田工場 福岡県福岡市博多区井相田1-10-4