自然派きくち村

自然栽培、農薬・肥料不使用のお米とお野菜。
ストレスをかけない放牧された牛、豚、鶏のお肉。
こだわり抜いた調味料。
それらを使用した惣菜にスイーツ。

ホーム |   ++野菜・果物 単品野菜 予約販売

12/17(火)発送分_NATURE-FALOのムクナ豆 (自然栽培) 150g

価格
720円(内税)
在庫数
残り 10 です
購入個数をお選びください



こちらの商品は、チルド(冷蔵)便にてお送りします。

常温便の商品を同時にご注文された場合、まとめて冷蔵便にて送らせていただきます。
冷凍便の商品との同梱はできません。冷凍便商品を一緒にご注文の場合、2個口発送となります。

!ご確認ください!
予約商品と通常商品の同梱につきまして

この商品は予約商品です。
通常(常時在庫)商品との同梱でご注文された場合、予約商品の発送日にまとめて発送いたします。
商品名に記載の発送日をご確認のうえご注文をお願いいたします。

農薬・肥料不使用“生”ムクナ豆

 熊本県山鹿市菊鹿町の農園「NATURE-FALO」のムクナ豆を予約販売にてお届けします。
 ムクナ豆は別名「八升豆(はっしょうまめ)」とも呼ばれる、インド原産のマメ科の植物です。「Lドーパ」という物質を含んでいることで健康食品として注目されており、きくち村では乾燥粉末でも販売しています。「Lドーパ」は人体に入ると脳内物質ドーパミンに変換され、ドーパミンは「意欲」や「やる気」といった人間のメンタル的な部分と密接に関係していると言われています。
 このムクナ豆をNATURE-FALOさんが自然栽培で育てました。生の豆を鞘付きの状態でお届けします。
 ムクナ豆は固いため、煮豆や圧力鍋で蒸すなどしてお召し上がりください。また、生食は避け、必ず加熱してからお召し上がりください。通常の豆を使う料理にお使いいただけますが、L-ドーパの過剰摂取にならないよう、1日3回、1回3粒程度を目安にお召し上がりください(摂取量は個人の体調に合わせて加減してください)。

NATURE-FALOの坂口さん

 きくち村のある熊本県菊池市のとなり、山鹿市菊鹿町。ここは多くの自然や重要な遺跡が残る歴史と自然の町です。そんな魅力的な町にあるNATURE-FALOは、アスパラやハーブ、フルーツの栽培の他、石鹸なども作っている面白いところ。代表の坂口さんは、2021年にこのNATURE-FALOを設立。2022年現在まだ1年と歴史は浅いですが、農家としての坂口家の歴史は、なんと室町時代にまで遡るそうです。
 農家になる前は地質調査の仕事をしていた坂口さん。もともと土壌や自然界に興味があり、小さい頃からよく土をいじって遊んでいたそうです。そこにある土や岩、成分や微生物を調べ、その土壌の概要を調べます。地質学とは単に土壌を調べる事にあらず、その場所の自然界的サイクル、ひいては地球を知る事だといいます。それぞれの場所、それぞれの土壌に、それぞれの環境があり、それぞれ地球の一部としてそこに在ります。
 農業を始めるきっかけは、坂口さんの祖父が高齢で農業をやめる事になり、代々続く農家の後継者がいなかった事でしたが、坂口さんの前職、というか個性も少なからず関係しているようです。そう、農業にとって土を知る事は、とても大事な事。最も重要といってもいいかもしれません。

 坂口さんにとって農業をやる上で一番大切にしてる事、それは環境。土を中心にしたそこにある自然のサイクルです。もともと坂口さんの祖父は、農薬、肥料をなるべく使わない方法をとっていたそう。坂口さんが後を継いでからはそういったものを一切断ちました。理由は「土を壊す」からだといいます。
 いくら作物のため?とはいえ、せっかく時間をかけて構築されている微生物が織りなす自然のサイクルを破壊してしまっては本末転倒。だから坂口さんはどんなに病気で作物が全滅しそうになっても、どれだけ無敵の害虫が来ても農薬や化学肥料を使うことはありません。

コンパニオンプランツとちょうどいい地下水

 一方、農薬、化学肥料に頼らない栽培方法は赤字のリスクを大きくする事。坂口さんがそんなリスクをなるべく減らすべく、実践しているのが「コンパニオンプランツ」というもの。植物は本来、1種がその場所を独占しているケースは少なく色々な種が混在して共存しています。中でも、互いに助け合って生育する、相性のよい植物同士のことを「コンパニオンプランツ」といいます。例えば野菜の横に防虫効果のあるマリーゴールドを育てたり、逆に虫が寄ってきやすい植物を置いて、そちらに虫の興味を逸らしたり。坂口さんのこいった努力や知恵が、農薬や化学肥料を使わず美味しい作物を作る秘訣なのです。

 それともう一つ、作物にとっての好条件があります。水です。
 使っている水は地域の井戸から湧き出る地下水。弱アルカリ性のこの水は、飲料水としても飲めるほどの清水。栽培上、どうしても酸性に偏っていくph値を和らげてくれるのです。因みに作物にとって一番よく育つ環境は作物によって様々ですが、一般的には弱酸性だと言われています。

 2022年現在では、坂口さんが農業を始めて1年とまだまだ日は浅いですが、地質学や祖父からの知恵を生かして奮闘中。
「じいちゃんやご先祖さまの残してくれた土地や農業を繋いでいきたい」
そう言って笑顔を見せる坂口さん。使命感とやる気、そして楽しさに満ちたその目はこれから先、何人もの人を笑顔にしていく事でしょう。

NATURE-FALOのムクナ豆(自然栽培)
名称 ムクナ豆
内容量 150g
生産者 坂口 巧
生産地 熊本県山鹿市菊鹿町
農法 自然栽培