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むらかみくだもの 葉つき小みかん(自然栽培) 300g
こちらの商品は、常温便orチルド(冷蔵)便にてお送りします。
冷凍便の商品との同梱はできません。冷凍便商品を一緒にご注文の場合、2個口発送となります。
お正月飾りに、葉付きみかん
お正月飾りには欠かせない葉つきみかんですが、本来は橙という柑橘が使われてきました。(地域によって多少違いはあります)ただ、近年は「枝葉がずっと付いている=長寿」という意味からこの葉みかんが多く使われています。紀州みかんや桜島小みかんと呼ばれるみかんで、温州みかんの親とされています。因みにこの事実はDNA解析によって最近(2016年)分かった事で、もう片方の親はクネンボと呼ばれる柑橘です。ミカンとしては最初に日本に広まった種類で、外国から熊本県の八代に伝わり、全国に広まっていきました。
飾り終わった後はもちろん食べられます。甘味が強くみずみずしい、とっても美味しいみかんです。2025年のお正月は自然栽培のみかんで飾ってみてはいかがでしょうか。
葉っぱが乾燥しやすいので、お飾りとして使用するまでは乾燥を防ぐために密封して保管してください。
江戸時代より続く畑で自然栽培「むらかみくだもの」
「むらかみくだもの」の屋号で自然栽培の柑橘類を主に作る村上和喜さん。熊本のみかんの有名産地・河内を擁する「金峰山」の周辺に2か所のみかん畑を持つ農家さんです。
村上家のみかん農家としての歴史は古く、玉名市天水町の畑は江戸時代からのもの。もう1つの熊本市内のみかん畑からは、熊本市中心部から遠くは阿蘇の山々まで見渡すことができます。
畑に訪れた日はみかんの時期には遅かったものの、金柑やグレープフルーツなどの実がたわわに実った様子を見ることができました。村上さんは柑橘類を中心に、60種類ほどの多品目栽培をされています。
高校生の頃から農業高校にて環境を学んでいた村上さんは、代々続いたみかん園に就農し、昭和の時代に園の一部を農薬不使用にしましたが、就職をしたためいったん中止したとのこと。完全に農薬不使用とするのはとても難しく、いくども挑戦を繰り返してきました。
そして平成27年に農薬と肥料の使用をやめ、自然栽培となります。村上さん自身は令和になってから専業農家となったそうです。
その年の気候の影響を受ける自然栽培では、毎年柑橘の味も変わり、安定はしませんが、収穫された柑橘は「昔のくだものの味がする」と好評です。
「みかんを一列だけ残しておいたんだけど」と言って向かった畑では、そのみかんが全てカラスに食べられてしまっていました。消費者としては残念な限りですが、そんなことも自然の一部なのかもしれません。
歴史のある生産地で、お客様の笑顔と安心・安全のためにくだものを作り続ける村上さん。金峰山からの絶景を見渡すその穏やかな笑顔も、食べるお客様にきっと伝わるでしょう。
名称 | 葉つき小みかん |
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生産者 | むらかみくだもの 村上和喜 |
生産地 | 熊本県玉名市天水町小天 |
農法 | 自然栽培 |