森さんのパール柑(自然栽培)1kg
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キラキラ輝く真珠のような果肉が美味しい「パール柑」
文旦(ブンタン:柑橘類の一種)の品種で、品種名は大橘(おおたちばな)。熊本県では、果肉が真珠色にキラキラ輝いていること、産地が宇土半島・三角から天草にかかる天草パールラインにちなんで「パール柑」という名称のブランド柑橘として販売されています。重さは400〜500グラム前後。大きいものは600〜700グラムにもなります。糖度は12〜13度で食味がよく、甘さと酸味のバランスがほどよく調和しているのが特徴です。
そのまま食べてももちろん美味しいですが、サラダなどにいれるのもオススメです。
2024年のパール柑です。大きさにより1kgあたり2〜3個となります。
【食べ方のポイント!】皮が厚手ですので、ナイフで上下をカットし、縦に切れ目を入れてから剥くと剥きやすくなりますよ。剥いた皮は砂糖漬けにしたり、マーマレードの材料として無駄なく使えます。また、皮の香りが良いので、ネットに入れてお風呂等に浮かべても気持ちいいですよ
不格好だけどおいしい。自然栽培の柑橘類
熊本県山鹿市。熊本県の北部に位置し、当店のある菊池市に隣接しているこの山鹿市は、山鹿温泉や鞠智城、また「山鹿灯籠まつり」などで有名です。その山鹿市で長年にわたり自然栽培でのみかん作りに取り組んでいる生産者:森征四郎さん。
2012年は日本全体に際立って異常気象が現れた年で、1月にはこれまでにない寒波が森さんのみかん畑を襲いました。また2013年は、相当な暑さにみかんが晒されました。森さんはみかんの樹を守る為、有機肥料として自家製のお米の糠を土に入れました。その後は肥料は何も入れず、自然栽培で栽培しています。2024年は春の長雨、夏の酷暑や雨不足などで熊本のみかんにとって厳しい年となりましたが、森さんのみかんの樹はいつもの年より少ないながらも実を実らせてくれています。
森さんのみかん、見た目は決して綺麗ではありません。果皮に細かい傷があったり、黒ずんだ部分があったりします。中には真っ黒なものも。でも、これは農薬を使ってないしるし。農薬を使ってないと、どうしても虫による傷や病気と戦った跡の黒点がついてしまいます。ですが中身には全く問題ないどころか、逆に果実はギッシリ! おいしいみかんの見分け方に「皮と実の間に隙間があるみかんは美味しくない」というものがありますが、森さんのみかんは皮と実がピッタリとくっついて、剥きにくいくらいです。
寒波の危機を乗り越えたみかんの樹は、少ないながらも味わい深いみかんを実らせました。
森さんが自然栽培でのみかん作りを始めたのは、およそ30年以上前。農薬やワックスの使用が当たり前だったその時代に「無農薬・無肥料でみかんを作れないだろうか」と、一部のみかんを自然栽培に切り替えました。みかんの樹にはカミキリムシの一種が入って樹を中から食べてしまうことがあり、虫の穴を見つけると中の虫を針金で取り出して樹を保護します。病気や虫と戦い、試行錯誤を重ねながら、無農薬栽培みかんの栽培数を少しずつ増やしてきました。
森さん自身、年齢による体力の減退を感じながらも、柑橘類の樹を労わり世話を続けておられます。
商品名 | 森さんのパール柑 |
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生産者 | 玉翠園・森征四郎 |
生産地 | 熊本県山鹿市 |
品種 | パール柑 |
農法 | 自然栽培 |