熊本・天草産の自然栽培米「なつほのか」

　熊本県天草市産の自然栽培のお米「なつほのか」をお届けします。「なつほのか」は「にこまる」を親として生まれた食味の良い品種。暑さに強く、あっさりした味とやさしい甘みを持つ大粒のお米です。

　生産者の川崎眞志男さんの農園は熊本県天草市新和町にあります。川崎さんと弊社代表の渡辺とは、環境保全型農業の研修で出会って以来交流が続いています。川崎さんのおいしい米づくりは、自然栽培と水にこだわりを持った環境回復型の農法にあります。
　昭和53年、天草で栽培したお米の食味を確かめる試験栽培を8品種程で実施しました。昭和55年にはコシヒカリの栽培がスタートしました。稲の背丈が高いと、風害などで倒れて収量が下がります。稲が倒れないように背を低くするホルモン剤を使用した圃場では、次の年作付けした稲の背も低くなったという事象が起こりました。一度撒いた農薬はなかなか分解されずに残留してしまうという事が分かったのだそうです。

　川崎さんが試験栽培中に得た「農薬は残留するという気づき」から平成2年より農薬、化学肥料を全く使用しない農法の栽培へ移行しました。現在は農薬・化学肥料等の化学物質を使用しないのは勿論のこと、施肥もしない「大自然の摂理にのっとり、水と土の持つ本来の力を発揮させる」、まさに自然農栽培で、安全で生命力の高い、良質なおいしい米を生産しています。
　専門機関による210項目にも上る残留農薬検査の結果、一切の農薬も検出されませんでした。

岡田茂吉師の自然農法

　岡田茂吉師（1882年-1955年）は自然農法の創始者で、有機肥料や化学肥料を使用せず、土を清浄にして栽培することで、土壌本来の力を発揮させる農法を提唱した人物です。天然資材等の利用により地力の維持増進を図り、 また化学農薬や除草剤を使用せず、適切な輪作、共栄作物、天敵やネット等を用い病害虫や雑草を防ぎます。自然農法は自然の摂理を尊重し、自然本来の力をもって行う農業です。川崎さんは除草機を押したり、草取りをする時には、いつでもお米達に「ありがとう、ありがとう！皆さんを元気にしてあげるんだよ！」と声を掛けて励ましながら世話をし、お米と心を通わせます。お米達は病気一つせず元気一杯に育って行きます。

環境回復型農法の鍵は「水」

　「ゼロウォーター」とは、大自然にも存在する活性水を差し示す言葉です。「ゼロウォーター」の特徴は、他の機能水には見られない、驚異の活性力と毒素置換作用にあります。人間を含む、健康な動植物の生体水は、すべてゼロバランスです。病気をしていたり、不健康な状態のときはこのバランスがゼロを逸脱している場合が多いのです。農薬でも肥料でもない特殊なセラミックでエネルギーを高い状態に整えた水を栽培等に利用することで、安全・安心でおいしい農作物を提供することができ、田んぼから流れ出す水で海水の水質バランスまでもを整え、海草の再生につながって来ているのだそうです。川崎さんの、「命への想い」が詰まったお米を、是非ご賞味いただき、元氣を貰ってください。