ののはな 竹酢液 200ml
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竹炭の天然エキス、竹酢液
熊本県菊池市の里山より切り出した竹を薪火で焼いた「ののはな」さんの竹炭。その竹炭を焼いた際の煙を冷ましてできる竹酢液の原液を、使いやすいスプレーにしました。
200種類以上の有機成分が含まれる竹酢液は、昔から人々の暮らしの中で虫除け、消臭剤、入浴剤、園芸の土壌改良など、様々な用途に使われていました。
竹炭を焼いた際に出る煙を冷却し、液体にして集めたのちに数か月間静置して、表面の油、底面の沈殿物を除いたものが竹酢液となります。
原料となる竹は「ののはな」を運営する櫛田さんの窯のあるご自宅の裏山から切り出したものです。手作りの炭窯に薪をくべ、窯から出る煙、そして気温や湿度を見ながら焼く温度を調整し、炭になるまで見守り竹炭が完成します。
菊池市の山の中で、竹炭やよもぎ茶と同様に丁寧に作られた竹酢液。昔から使われてきた自然からの贈り物を、現代の暮らしに取り入れてみませんか?
※独特の燻製臭があります。原液ですので用途やお好みに応じて希釈してお使いください。
暮らしの次のステップを菊池で。“ののはな”櫛田さん
野草茶作りと木炭・竹炭の窯元として活動する「ののはな」櫛田さん。2022年に京都より菊池市に移住してきたご一家です。
20代の頃から自然食品店などで働いていた夫の寒平さんは東京出身。2011年の東日本大震災の後、現地にて復興支援の活動をしたのち京都府へ移住しました。自然栽培の農業を行いながら、農家民宿を営んでいる時に妻の理恵さんと出会い、夫婦で民宿を運営してきました。
長男も生まれ、生活も順調だった櫛田さん夫妻でしたが、コロナ禍になってから、自分がやりたかったことと実際の生活が離れてきたといいます。京都での生活に問題はありませんでしたが、夫婦が目指す「暮らし」の次のステップとして、ここ熊本県菊池市への移住を選択し、5年間運営した宿をたたみました。
移住先の集落は、きくち村でおなじみの生産者さんの工房や、オーガニック農家さんの農園などがある「木護」という場所。林道を車でゆっくりと登って行った、一番奥が櫛田さんの住居兼工房です。取材時は、転居してから2年ほど。古民家を1年かけて修復し、住める状態に整えたといいます。
転居前後のタイミングで、寒平さんは菊池に住む「炭焼きの先生」と出会います。50年前に身につけた竹炭作りの技術を絶やしてはいけないと、炭焼きの「学校」を作ったその先生のもとで1年半ほど学び、自宅にも炭焼き窯を設えました。現在は、炭焼き学校で出会った仲間と共に、自宅裏の山から切り出した竹や木で炭を焼いています。
偶然にも、この場所の以前の住人の方も、竹炭と竹細工を生業としていたそうです。
野草茶は京都時代から作っており、現在の住まいの周りは春になると一面よもぎでいっぱいになるそう。近くには水源もあり、自宅の周囲で賄える自然からの贈り物を、自分たちの手により日々の暮らしに取り入れて生活を送っています。ガスや石油に頼らず炭や薪を使い、電気も太陽光パネルを自作して発電しています。
目指すのは、電力会社からの送電に頼らない「オフグリッド」な生活。自分の使うエネルギーは自分で賄いたい、そんな思いが現在の暮らしにつながっています。菊池に来てから第2子も生まれ、家族4人で自然の中で過ごす櫛田さん一家。毎日当たり前のように使っているエネルギーは有限であること。子どもたちにはそんなことを伝えていきたい。民宿をしていた時にはできなかった、自給自足の暮らしに向けて、一歩ずつ歩みを進めています。
| 名称 | 竹酢液(原液) |
|---|---|
| 原材料 | 熊本県菊池市産の天然竹 |
| 内容量 | 200ml |
| 保存方法 |
・本品は飲用できません ・お肌に合わない場合は使用を中止してください ・小さなお子様の手の届かない場所に保管してください |
| 採取器具 | ステンレス器具 |
| 採取温度 | 80-130℃ |
| 静置期間 | 半年以上 |
| 生産地 | 熊本県菊池市原4491-100 |
| 製造者 | 竹炭 木炭窯元 野草茶 ののはな Wildflowers |
