みなまたパール柑 1kg(自然栽培)..
こちらの商品は、常温便orチルド(冷蔵)便にてお送りします。
冷凍便の商品との同梱はできません。冷凍便商品を一緒にご注文の場合、2個口発送となります。

パールみたいな果肉の柑橘「パール柑」
パール柑とは、「文旦」の親戚で、熊本県の宇土半島から天草へと至る「天草パールライン」付近で多く生産され、真珠のように輝く実をもつことからこの名が付けられました。グレープフルーツのような見た目と色の、爽やかな香りと甘酸っぱさで人気のある柑橘です。「パール柑」はブランド名で、品種名は「大橘(おおたちばな)」といいます。
熊本県・水俣の農園で自然栽培により育てられたパール柑は、爽やかでさっぱりとした甘酸っぱさ。厚い皮をむくと辺りがパール柑の香りに包まれます。
見た目には多少の傷や斑点などがあったりして、大きさや形もまちまちですが、中身はジューシー。自然そのものの味を感じてください。外皮がシワシワになっても美味しくいただけます。

父が開墾した段々畑
熊本県は最南部、西に不知火海と天草の島々を望む水俣市は、海の幸、山の幸に恵まれた風光明媚な土地です。
生産者の山田さんは、かつてお父さんの開墾した段々畑が山に戻って行く様子を見て、荒れ放題にしてはいけないと、比較的樹勢の強い文旦系の大橘(パール柑)を植え始めました。苗を植えた時からずっと、農薬も肥料も使っていません。
それから30年近くが過ぎ、毎年たくさんの実をつけるようになったパール柑。山田さんは、食べてくれる人がいるからこそ、柑橘を農薬・肥料不使用で作り続ける張り合いも出ると言います。そして、農薬不使用栽培の作物をもっと知ってもらいたいとも言います。
水俣の自然を守るために
かつて、公害により海を壊された水俣。これ以上水俣の自然を壊したくないと、売れないのを覚悟で農薬をやめたみかん作りの先人たちがいます。あれから40年以上、最初にはじめた大半のみかん園主はいません。しかし、想いや樹々は引き継がれています。みかんの樹々も幼木から成木へ。若かった生産者もおじいちゃん、おばあちゃんへ。そして世代交代も始まっています。
品種 | パール柑 |
---|---|
生産者 | 山田秀幸 |
生産地 | 熊本県水俣市 |
農法 | 自然栽培 |
自然栽培歴 | 20年以上 |