【令和6年度】まっすぐ自然米 (ヒノヒカリ)5kg(農薬不使用歴32年・自然栽培歴20年)
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うきは生まれの自然栽培米「生野自然米」。
うきは市は福岡県の南東部に位置し、大分県との県境にあります。市の南部には「耳納連山(みのうれんざん)」が東西に連なり、山の麓には果樹園が広がり雄大な筑後川が流れる、自然に恵まれた地域です。生野さんの自然栽培は自給用のお米作りから始まりました。
品種はひのひかり、平成3年からずっと種取をして、種もみを繋いで来ました。種子消毒は、水洗いのみ。ご自宅の「ドライロボット(お米乾燥機)」で乾燥し、米用の冷温庫でお米を保管します。
反収は六俵、生野さんはくしゃくしゃの笑顔で「できたしこ。」と仰いました。EM菌を利用して10年、それ以降は自生している蓮華草をすきこんでの自然栽培を15年以上続けて来られました。この圃場の無農薬栽培歴は25年以上です。
人間と自然との調和を探して。
生野さんは兼業農家で、造園業を営まれています。植木屋のお師匠さんへ弟子入りして、造園の技術を体得しました。お師匠さんの教え、「自分でしてみらんと覚えん」との言葉が、生野さんの行動力の規範となっています。
造園技術を習得後、生野さんは旧・新日本製鉄の行っていた植林事業に参加し、そこで宮脇昭博士の森づくりを学びます。生野さんはそれまでに知っていた造園技術とは異なる「森づくり」の考え方を知り衝撃を受けます。まず土壌改良し本来の山土に近い状態に土を盛り、土地本来の植生に合った樹木を十分な根が張るまで育てたポット苗を丸ごと植えて環境保全林造りを行います。20年もすれば立派な森に育っていきます。この植林方法は「宮脇方式」と呼ばれており、企業や地方自治体などこの「宮脇方式」を取り入れた森造りが盛んに行われています。
本来、日本の森林の植生は、内陸部では常緑広葉樹、海岸部では照葉樹林など、葉の落ちる種類の樹木です。人間が材木を生産するため人工的に造林した針葉樹林は、動物達にとっては食物を得にくく、人が手を入れ続けなければ維持できません。理想的な森は、様々な種類の樹木が共生している「鎮守の森」。日本の森づくりの元祖は、本多静六先生で、明治神宮の鎮守の森を監修された人物で、宮脇博士もその考え方を継承していると言えるでしょう。生野さんは、その時学んだ森の環境づくりの考え方を造園に応用してみたり、その傍ら、心のどこかで福岡正信氏を意識しながらご自身のお米作りを続けて来ました。
賢には賢の明徳があり、愚には愚の直がある。すべては内なる真で行動する時、真が光り善が動き美が漂う。(生野さんの好きな言葉)

商品名 | まっすぐ自然米 |
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生産者 | 生野友芳 |
生産地 | 福岡県うきは市浮羽町 |
品種 | ヒノヒカリ |
農法 | 自然栽培 |
農薬不使用歴 | 年 |
自然栽培歴 | 年 |