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野草塩麹(発酵調味料) 120g
こちらの商品は、冷凍便orチルド(冷蔵)便にてお送りします。
※チルド便の場合、賞味期限が短くなりますのであらかじめご了承ください。
常温便の商品を同時にご注文された場合、まとめて冷蔵便にて送らせていただきます。冷凍便を選択した場合、一部の常温便・チルド(冷蔵)便の商品との同梱はできませんので、2個口発送となります。
自然栽培米の塩糀に野草の力をミックスした発酵調味料
きくち村で扱う農薬・肥料不使用栽培の自然栽培米。このお米でできた米糀と、地元菊池の山中で採取された各種の「野草」をミックスして発酵させた塩糀です。
「野草」とは、野菜のように栽培されず、自然に生えている草のこと。ときにひとまとめに「雑草」と呼ばれ、邪魔者扱いされてしまうこともありますが、当然それぞれに名前もあり、食することもできます。
現在私たちが日常的に食べている「野菜」も、元はといえば自然界に存在した野草の中から食べやすいものを人間が選択し、育て、さらに美味しいものを掛け合わせ、長い時間をかけて作り出していったもの。それぞれの野草を調べてみれば、古来から伝えられてきた薬効や食べ方があり、ハーブやスーパーフードとして扱われている植物もある。自然の力をいただける、立派な食材なのです。
通常の塩糀のように、お料理の味つけやコク出し、お肉の下味付けなどにお使いください。下の画像ではドレッシングを作ってみました。
きくち村の自然栽培米と、菊池の山の生命力あふれる野草。日々の生活に、少しずつ野草と発酵の力を取り入れてみませんか?
菊池の野草、約20種類を使用
塩糀に使われている野草は、ヨモギ、葛など食用としてポピュラーな物や、ドクダミ、苧麻、イノコヅチ、イタドリ、ツユクサ、カキドオシ等、薬草や山菜として用いられてきた植物、約20種類を使用しています。
さまざまな野草はその土地に生えているままの「調和」を大切にしており、製造時期により種類は変わります。販売中の塩糀に使われている野草につきましてはページ下部の原材料欄をご覧ください。
この塩糀を製造していただいたのは、菊池から野草の魅力を全国へ発信する野草マイスター「あーなんだ農園」の新川さん。使用する野草の採取も行っていただきました。野草は菊池市の山中にある農園周辺に自生しているものとなり、周囲は森と耕作放棄地。他の場所からの農薬の飛散の心配はありません。
塩糀は陰陽五行の法則という考えに基づいて五行音叉(おんさ)の音を響かせた環境にて熟成し、発酵と野草の力を引き出していただきました。
※瓶内で発酵が進んでいるため、蓋は緩めに閉めてあります。開封後も蓋は緩めに閉めて保存してください。
野草と発酵の魅力を発信!「あーなんだ農園」
熊本県菊池市を代表する山、鞍岳の麓。鳥のさえずりが響き渡る土地に木々や草が生い茂り、一見ただの藪にしか見えない、放っておいたら山に戻ってしまいそうな場所。タラノキなど、普段「山菜」と呼べるものも生えていますが、そこにあるほとんどの植物を「雑草」と呼んでしまいそうです。
しかし実はここがれっきとした「畑」。生えている「野草」は食べることができるのです。あーなんだ農園・代表の新川幸宏さんは、“野草マイスター”としてこの場所から野草と発酵の魅力を伝える活動をしています。
自然と農の「哲学」に憧れ、そして学ぶ
新川さんが生まれ育ったのは、熊本県の中でも熊本市の中心部。緑の少ない市街地で、「自然」や「農」についてはあまり知らずに育ちました。そんな新川さんが農業、というより農的生き方というべき“哲学”と出会ったのは、社会人になってから。ただ学校を卒業し、ただ働いている、そんな生活に「これではいけない」と感じた新川さんは、人生のあらゆることについて「勉強」を始めました。たくさんの本を読んだり、テレビ番組で学んだり。
そんな中で出会い、大いなる影響を受けた人物が福岡正信さん。「わら一本の革命」で知られる、自然農法を提唱した農学者です。「こんな生き方をしている人がいるんだ」と感銘を受けたそうです。
そしてもう一人の人物は宮沢賢治さん。詩や童話の作家として有名ですが、仏教信仰と農民生活に根ざした創作者でありました。1926年に書かれた芸術詩編「農民芸術概論綱要」を読み、福岡さんの生き方と重なる部分を感じたそうです。
そして、福岡さんのもとで研修がしたいと、農園を訪ねた新川さん。念願かなって福岡さんとの対面を果たしましたが、その当時福岡さんはご自身での農業はお辞めになっており、農業研修生の受け入れも終了していました。そして新川さんにかけた言葉は「種を蒔け」。
しかし当時の新川さんは農業の経験ゼロ。農業県として知られる熊本県ですが、生まれ育ったのは中心地の街の中。農業に携わる友人・知人もまったくいませんでした。
時はインターネット黎明期。現代のように情報を即座に検索することはまだ難しい時代。そんな中新川さんは情報を集め、数件の農園を訪ね歩いたのち、福岡県に畑を貸してくれ、自然農を教えてくれる場所を見つけました。
さらに、農業をするにはただ好きな土地を畑にして農産物を作るというだけでは駄目。農地の取得にも公的な許可がいり、農業の経験や実績も必要です。福岡の畑に通いつつ、熊本県内で有機農業の研修ができる農家さんを探し、晴れて農業研修生となることができました。
この農家さんで農業のいろはを3年ほど学んだ新川さんですが、この道に入った理由は「自然栽培の安全な野菜を作って売りたい」ではなく「自然農的な生き方がしたい」であり、それは初めて福岡正信さんの存在に触れた当初より変わっていませんでした。そんな新川さんの独立にあたり、研修先の農家さんはある提案をします。「自然農がやりたいのだったら平地では駄目。菊池の畑を買わないか。」
農家さんが借りていて、新川さんも時々研修に出向いていた畑のひとつが、現在の農園である菊池の山の中。地主さんに返そうとしていた場所でしたが、新川さんの目指す「農」に向いていると考えた農家さんは、その場所を勧めたのです。
こうしてこの土地を取得した新川さん。約20年前のことです。目指す生き方への第一歩が始まりました。
草と戦う日々、そして「野草」への気づき
手に入れた畑は全部で一町五反。もともと有機農業をしており農薬も撒いていない土地です。まずは草刈りから始めました。自分の思う「自然農」の概念もあり、鎌を使っての手作業で草刈りをしていた新川さん。初めは「理想の生き方に辿り着いた」と楽しく作業を行なっていたそうです。しかし、山の中の広大な段々畑は、刈っても刈っても刈り終わる頃には最初に手をつけた畑に次の草が生い茂り、一人作業ではとうてい追いつきません。自然のまま、生命力旺盛に伸びていく山の草たちとの格闘。そんな日々を過ごすうち、新川さんはあることを思います。
「もしかして、草ってすごいのでは…?」
「これって食べられるのでは…?」
今までずっと「雑草」として捉えてきたものが「野草」に変わった瞬間でした。
そこから新川さんは「野草」について勉強を始めました。さらに、アルバイト先のお客さんから野草酵素作りのワークショップを紹介されます。そこに参加していくうち、酵素作りで使用する野草の採取を担当することとなりました。
酵素を作るのに必要な野草の量はキロ単位。参加者の全員がそれぞれ採取して持ってくるには膨大すぎる量です。新川さんの農園は、たくさんの野草を確保するのにうってつけの場所でした。
さらに、野草の採取をまかされるうちに「この野草はなに?」と質問を受けることも多くなり、新川さんはさらに野草への知識を深めていきました。野草料理の本の著者、熊本にて薬草の研究をしていた大学教授など、様々な「先生」との出会いもあり、世界がどんどん広がっていきました。
過去には雑草料理を出すカフェを開いていた時期もあったということですが、新川さんの中でその頃「野草」の活動はまだ趣味の範疇でした。これが本格的になったのは数年前。野草と発酵を生活に取り入れ「野草マイスター」の育成をする先生との出会いを経てその資格を取り、野草、そして発酵の世界へも大きく歩みを進めたのです。
野草料理や、野草を使った味噌などの発酵食作りを通じて形になってきた新川さんの哲学。さらに、野草とは別に独自に受けたセラピーやセッションの多様な考え方を混ぜ合わせ、「あーなんだ農園」というコミュニティが確立され始めました。多様な野草が混ざり合い発酵・熟成してひとつの形となるように、新川さんがこれまでに学び、吸収してきたことも、菊池の山のこの場所で、ひとつの哲学としての熟成が進んでいるようです。
最後に「あーなんだ農園」の由来をお聞きしました。きくち村スタッフは、宮沢賢治の話などから、仏教に関係したお釈迦さまの弟子「阿難陀」からなのかと思っていましたが、それもなんですけどと前置きした上で、理由を教えてくれました。
それは単純な感嘆。「あー、なんだ、野草で良かったんだ」という、心から出た気づきの言葉。
こんな「気づき」が案外自分を変えるきっかけだったりします。私たちの身の回り、どこにでもある「もの」や「こと」に目を向けてみることで始まる世界は、世の中にまだまだたくさん眠っていそうです。
| 名称 | 発酵調味料 |
|---|---|
| 原材料 | 米糀(熊本県製造)、苧麻、イノコヅチ、ヤブカラシ、ユキノシタ、葛、セイタカアワダチソウ、ドクダミ、ヨモギ、クサギ、イタドリ、桑、ツユクサ、カキドオシ、クワクサ、メナモミ、ブタクサ、シャクチリソバ、キツネノマゴ、アカネ、ノイチゴ、センダングサ、塩 |
| 内容量 | 120g |
| 賞味期限 | 冷蔵(未開封):6ヵ月 ※開封後は冷蔵保存のうえお早めにお召し上がりください。 |
| 保存方法 | 10℃以下で保存してください。 ※発酵食品のため、蓋は緩めに閉めてあります。開封後も蓋は緩めに閉めてください。 |
| 販売者 | �訶亙嫋ε后〃�本県菊池市隈府58-3 |
| 製造所 | 菊池みらいベース 熊本県菊池市深川51 |
