自然派きくち村

自然栽培、農薬・肥料不使用のお米とお野菜。
ストレスをかけない放牧された牛、豚、鶏のお肉。
こだわり抜いた調味料。
それらを使用した惣菜にスイーツ。

ホーム |   ++飲料 ワイン きくち村の年末年始 未成年者確認

自然派ワイン【赤】クアルティチェッロ_ボルドーネ_2019

価格
4,620円(内税)
在庫数
残り 3 です
購入個数をお選びください

この商品の新しいもの5レビュー




こちらの商品は、チルド(冷蔵)便にてお送りします。

常温便との同梱は可能です。まとめて冷蔵便にて送らせていただきます。冷凍便の商品との同梱はできません。冷凍便商品を一緒にご注文の場合、2個口発送となります。

深く濃密な熟成香を備えた希少な土着葡萄品種

Bordone
ボルドーネ 2019

  • 赤 / 750ml / 13%vol

ランブルスコのブレンドに使われていたといわれているエミリアの土着品種マルボ・ジェンティーレ100%使用。ステンレスタンクで15〜20日間のマセラシオン、その後大樽で12ヶ月間熟成。ノンフィルターでボトリング。瓶内で最低6ヶ月間熟成されます。
非常に濃い外観をしており、複雑で独特な味わい深さがあります。ワイン名は聖地エルサレムに向かう巡礼者の杖にちなんでいます。

  • マルボ・ジェンティーレ 100%
香り:
クロスグリや杉の木、醤油、燻製香などの深い香り。複雑で土や皮などのビターな印象もあります。グラスの中で甘く変化していき、長い時間香りを楽しむ事ができます。
味わい:
滑らかでしっとりとした果実感。元々濃かったワインが熟成して洗練されてきたことがよくわかる個性的なワイン。酸味も穏やかで自然な果実の甘い余韻が口の中に心地よく広がります。
酸化防止剤:
極少量使用

Quarticello クアルティチェッロ

華やかで強いアロマを放つワインを造り出すエミリアの貴公子

クアルティチェッロは現当主のロベルトが24歳の時にエミリア・ロマーニャ州モンテッキオ・エミーリア地区の葡萄畑を購入し、2001年に設立されたワイナリーです。
彼らの所有する畑はアペニン山脈の麓のヴァル・デンツァにあり、同名の川に隣接しています。面積は僅か5ヘクタールのとても小さな畑ですが、土地に対する尊敬を持ちながら、土着の葡萄栽培と醸造学を学び、学位を取得。ワイナリーが始まってから現在に至るまで、栽培と醸造両方の全ての管理をしています。
幼い時に祖父もワイン造りをしており、ロベルトは小さな時から祖父の仕事やワインを見ていました。後に自然なワインに目覚めた時に、それらのワインと祖父の造っていたワインに共通する部分がある事に気付き、衝撃を受けました。その出来事がワイン造りに対する気持ちをさらに強く駆り立てたのです。

彼の畑は砂質と粘土質の合わさった土壌構成をしており、グイヨー式で葡萄樹は栽培されます。付近の浅瀬にはたくさんの砂利が含まれていて、葡萄に芯のある酸を与え、彼らのワインの大きな個性の元になっています。オーガニックの認証を取得しており、農法の中にはビオディナミも取り入れています。植物病害から葡萄を守る為、銅と硫黄のみを使用し、肥料は自然な物を使用します。自然環境に負荷をかけない誠実な農作業により、畑内で特有の微生物が増殖していきます。土地の個性を持つ野生酵母を備えた強い葡萄が育ち、醸造においては酵母や過度の亜硫酸を添加せずとも健全なワインになって行くそうです。
栽培する葡萄品種は主に、“マルヴァジア・ディ・カンディア”、“ランブルスコ・マエストリ”、“ランブルスコ・サラミーノ”、“ランブルスコ・グラスパロッサ”、“マルボ・ジェンティーレ”、“スペルゴラ”などのエミリア土着品種があります。フリッツァンテとランブルスコはボトル内で発酵を完成させる伝統的で自然な方法*を取っています。シャンパーニュ方式とは違い、リキュール添加をせずに葡萄の持つ糖分と酵母のみで発泡性ワインを造るのが特徴です。

世界でも大量に消費されるワインであるがゆえに、商業的な造りや出来栄えが見受けられるプロセッコが多い中、彼らは大量生産には走らず、その代わり、次世代により一層素晴らしい健全で力のある畑を残したい、というこれから先を見た考えを持っています。この考えや行動は実際に畑を強くし、ワインの味わいの奥深さにもしっかり直結していると確信します。

エミリアのマルヴァジア・ディ・カンディアは他の地域のマルヴァジアと名の付く品種とは一線を画します。非常にアロマが強く、果皮に含まれる風味、タンニンが白ブドウの中でもかなり強力です。長期間のマセラシオンを行えば、赤ワイン顔負けの渋いワインが出来上がります。クアルティチェッロはそのタイプの造りの中ではソフトで優しく繊細なワインを造り上げるのが特徴です。また、モンテッキオ・エミーリアの特徴として、アルコールが高くない穏やかな甘みを感じるマルヴァジアが育ちやすいそうです。

醸造中も自然な葡萄の個性を変化させぬように、So2の使用は最小限に抑えられ、最初の葡萄プレス後の使用に限られます。この土地ならではの土着品種の個性を変化させぬように行動するよう心がけています。
ロベルトは2児の父であり、全ての時間を子供たちと一緒に葡萄畑で過ごし、ワイン造りに身を捧げる日々を送っています。



酒類販売管理者標識はこちら